レビュー
Prime Reading で配信されていたので拝読。
こうやって生きていけたら良いなと思う世界、最近のNo1。
反骨精神でもない。尖ってもない。
でも、流されない。
自分の好き嫌いや、世間との良し悪し。性別や立場の違い。
色々ひっくるめて、自分は何を思っているのか。
それを大切にしようとする世界。
その中心に、ちひろさんは居る。
著者は 安田弘之 氏 - Wikipedia 。(作品は「ショムニ」など多数)
ちひろさんは、痛快というより、たおやかで、しなやかな、そして真っすぐな表現で生きているように見えるが、見ていてどこか物悲しさも感じてしまう。
この感覚は(たぶん、誰もが味わったであろう)間違っていないのに、世間からズレている|変わっている、と自分が評された時の気分に似ている。
だから、久しぶりに、背中を押された感じがしている。