今日のコミック短評|ちひろさん|こうやって生きていけたら良いなと思う世界、最近の No1。

レビュー

Prime Reading で配信されていたので拝読。

こうやって生きていけたら良いなと思う世界、最近のNo1。

反骨精神でもない。尖ってもない。
でも、流されない。

自分の好き嫌いや、世間との良し悪し。性別や立場の違い。
色々ひっくるめて、自分は何を思っているのか。
それを大切にしようとする世界。

その中心に、ちひろさんは居る。

著者は 安田弘之 氏 - Wikipedia 。(作品は「ショムニ」など多数)

ちひろさんは、痛快というより、たおやかで、しなやかな、そして真っすぐな表現で生きているように見えるが、見ていてどこか物悲しさも感じてしまう。

この感覚は(たぶん、誰もが味わったであろう)間違っていないのに、世間からズレている|変わっている、と自分が評された時の気分に似ている。

だから、久しぶりに、背中を押された感じがしている。

出典|ちひろさん 第1巻 | 秋田書店|https://www.akitashoten.co.jp/comics/4253158773
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